TRIO KX-880駆動モーター修理、録音不具合対策3 |
しかし、録音時にさまざまな問題があることが判明。
シンバル等の高音が潰れる。
録音レベルが0を少し過ぎただけで、音割れがひどい。
録音レベルを下げないと、音が割れる。録音レベルを下げると、ダイナミック感が無くなる。
そこで、幾つか原因を探る。
シンバル等の高音が潰れる。
録音レベルが0を少し過ぎただけで、音割れがひどい。
→消磁ヘッド、再生ヘッドの劣化と、某技術者の回答である。
しかし、他デッキで録音したテープは高音まで綺麗に再生できる。
録音レベルを0とし録音すると、前の音は綺麗に消える。
以上のことから、ヘッド類には異常がないと考え、回路図を見ながら別に理由を検討。
録音時の流れ
OSC回路は→テープに合わせたBIAS値を発生、これを生じヘッドにおくり、テープ内容を消去。
入力ソース
入力端子→録音ボリューム→バッファ回路→ドルビーIC→再生ボリューム→録再生ヘッド→BIASトラップ(IC内)→ドルビーIC
修理順
なんの技術的な根拠も無いが、OSC回路のコンデンサ、バッファ回路→ドルビー基板周りの順で劣化したと考えられるコンデンサを新品に交換し効果を確認してみたい。現在、部品を注文中である。